練馬芋洗い塾について
米津千之先生
練馬芋洗い塾歴史
平成元年(1989年)に故米津千之先生
(元学芸大学国文科教授)が毎月第1土曜日
朝10時より夜中まで御自宅を開放し
「倫理学」「和歌」「神道」「滝行」等々の
豊かな学識と経験に基き様々な観点より
天風教義を広くわかり易く
「会員の方から一般の方々」まで
伝授されました。
米津先生が平成26年10月4日に帰霊された為、
平成26年末(2014年)に一旦休会
しかし故米津先生の業績と遺志を継ぎ
「芋洗い塾を継続したい」 との声が多く
有志により平成27年(2015年)10月より
「練馬芋洗い塾」再開となりました。
現在公益財団法人天風会 「東京の会」に所属
天風哲学を伝承すべく活動中です。
米津千之先生
1912年6月13日東京生まれ。1935年国学院倫理学科卒業、1938年同大学国文学科卒業。 在学中より折口信夫に師事。東京府豊島師範学校(現東京学芸大学)教諭、東京第二師範学校助教授をへて1977年東京学芸大学教授を定年退職。
その後東横学園女子短期大学教授、
高崎短期大学教授等を歴任1989年に退職。
公益財団法人「天風会」第1号講師。
1989年より27年間ご自宅を毎月1回開放され
「天風会 ねりま芋洗い塾」を1度も休まず
継続開催し天風哲学の普及にご尽力されました。
2014年10月4日102歳で帰霊。
~~~~米津先生の呼びかけ~~~~
「今日1日」
今、今、今とのふれあいを大事にしよう。
今の現実に 素直に向かい立ち
いつ どこでも 爽やかに潔く
そして今日一日が 幸せの光に
包まれるようにありたい。
今日1日とは過去→現在→未来に繋がる
「中今」の尊い今であって
之に目覚めた日々の生活こそ
天地の弥栄をことほぎまつる
神事・神行なのである。
~千之志るす~
芋洗いとは
「芋洗い」とは、天風先生のお言葉です。 「俺が居ない時には皆で芋洗いしろよ」と。
天風先生仰る「芋洗い」とは
天風先生のいないところでも皆さんで集まり
「共に天風教義を学び実践する気持ちを
新たにしろよ」とのことです。
その思いを塾創立以来継承して活動して
おります。
~~~「ねりまの芋あらい」米津千之~~~
だれでもいいから 来い来い ホイ
ひとりでいるより 皆で ホイ
今日1日を心豊かに過ごしたい。
いい気持ちでのんびりしよう。
いいたいことをはっきり言う
聞きたいことをはっきり聞く
食べたいだけたべる
想いが澄み切るまで呑む
ありったけの声を張り上げて歌い
肌と肌とをこすりあって垢落しの芋洗い
親しいともに会える楽しさ
珍しい友を迎える嬉しさ